坂本龍馬は何故ブーツを好んで履いていたのでしょうか 坂本龍馬

坂本龍馬は何故ブーツを好んで履いていたのでしょうか
坂本龍馬が写っている肖像画を見るとブーツを履いている写真があります。この時代の人にしてはブーツを履くと言う事が珍しい事だった様です。だって着物にブーツと言う姿なのですから、ちょっと考えたらチグハグの様な感じに見えると思います。

でも坂本龍馬はとてもハイカラな人だった様で、好んでブーツを履いていた様です。

ブーツを履いている写真の1つに立って写っている写真が有りますが、このブーツは長州の高杉晋作から戴いたものだと言う様に言われています。長州ではその当時長州沖に来ていたイギリス軍やオランダ軍等外国船に対して攻撃をしていた時期だったのですが、その外国船に乗っていた乗組員が履いていたブーツを、坂本龍馬に渡したと言う説が流れています。その写真から判断すると誰かが先に履いていたと言う面影が有る様にブーツの先は破けていたり、履き潰したかのように爪先部分がそりあがっていたりしている様に感じられます。真意は定かではありませんが、そうではないかと言われています。

また別の坂本龍馬の写真では座っている姿で写した物があるのですが、この写真でもブーツを履いて写っています。これは坂本龍馬が亀山社中と言う商社を開設し、外国から色んな物を輸入している時の立役者としてグラバーと言う方の力を借りていたそうです。そのグラバーが住んでいた場所に靴屋があり、坂本龍馬が履いていた靴が既にボロボロだったのを見かねて新しい靴を作ったのではないかと言う様な説があります。

この様に坂本龍馬はブーツを偉く気に入って履いていたと言う事が伺えます。


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